
- 会社名
- 株式会社 シタシオンジャパン
- 所在地
- 東京都中央区京橋3-7-5 京橋スクエア12F
- 資本金
- 4,690万円
- 事業内容
- ・マーケティングリサーチ業
・マーケティングに関するコンサルティング事業
- 設立
- 1985年2月19日
- ビジョン
- 私達シタシオンジャパンは、心理学・統計学のアプローチを強みとして、「企業」・「人」の意思決定を支援します。
- 株式公開
- 未公開
- 採用計画
- ●2012年度中途採用 随時
●2011年度中途採用 随時
プロジェクトマネージャー・マーケティングスタッフ・マーケティングアシスタントを募集しております。
- URL
- コーポレートサイト
http://www.citation.co.jp/
- 企業キャッチ
- 心理学、統計学を消費者理解に役立てるというのが基本コンセプト


- 横浜市立大学商学部卒業後、(株)東京個別指導学院入社。同社にて教室責任者を務めた後退社、渡英。
英国立ヘリオットワット大学経営大学院で、経済学、経営学の修士課程に学ぶ。MBA(経営学修士)。
帰国後、2003年シタシオンジャパン入社。
2006年より財務担当執行役員、2007年より代表取締役社長、2010年12月より代表取締役会長兼社長。


株式会社シタシオンジャパン:小出紘道社長心理学、統計学を生かして“意思決定支援”
心理学や統計学を生かして、マーケティングリサーチからコンサルティングまでをサポートし、クライアントの“意思決定支援”をするというユニークな事業を展開する「シタシオンジャパン」。「クライアントが納得するまでやりきる」という小出紘道社長に聞いた。
―事業概要は?
- 小出:
- 一口にマーケティングと言っても、市場調査、結果からの戦略構成、効果の検証などさまざまなアプローチがあります。弊社はそのすべてを一括して請け負うというスタイルです。マーケティングリサーチであり、コンサルティングでもある立ち位置が特徴と言うべきでしょうか。総研とコンサルティングファームとリサーチ会社の三角形の中心にいようとしています。
―そのポジションが“意思決定支援”ということですか。
- 小出:
- 典型的な例で言いますと、「携帯電話の利用実態を知りたい」という依頼があった場合、極端な話、書店で買ってきた携帯電話に関する白書を渡して、「ここに載ってますよ」と言って終わりというケースだってあっていいはずなんですよ。そこから、「本当にやりたいことは何ですか?」と話を落とし込んでいくと、想定するマーケットセグメントにフィットした携帯電話のインターフェースを考えたいというクライアントの意向が見えてきます。ならば、そのマーケティングからリサーチ、コンサルティングまでを行い、意思決定を支援しましょうというアプローチです。
―クライアントの意向に沿った提案をするということですね。
- 小出:
- リサーチ企業にありがちな、集計データを納品するまでの契約ですといった手離れのいい仕事ではありません。しかし、付加価値のあるゴールに到達するまで、クライアント様が納得するまでやりきる。それが基本スタンスですね。同時に、コンサルティングファームや総研に対して価格破壊とでもいうべき低コストを実現しているのも強みです。営業マンがいないので、営業コストが不要な分、大幅なコストダウンを可能としています。
―付加価値の部分を、もう少し具体的に教えてください。
- 小出:
- リサーチの部分ではお客様も慣れてきたと言いますか、以前に比べてリテラシーが高くなっていますから、従来にはない提案スタイルが必要になるわけです。例えば、リサーチ部門でのグループインタビューで、商品開発に役立つ意見を出せる人かどうか、事前に判別する仕組みを作りました。当社の調査では、グループインタビューの候補者の中で、アイデア創出に有効なモニター約3%のみだという結果が出ています。候補者を決める事前アンケートの段階で、有効なモニターかどうかを判別できれば、非常に有用なグループインタビューができます。それをシステム化しました。おかげさまで、この判別の方法論には非常に高い評価をいただいています。
―方法論の構築は大変だったのでは?
- 小出:
- 2年ほどかかりました。現在も、さらに精度を上げるべく研究中です。学会などでは以前から発表されていたものなのですが、それを実務レベルにまで落とし込めたのは、心理学や統計学をベースに業務を進めてきたからです。大学院などで心理学や統計学を学んできた社員も多いですから。また、統計解析モデルを使いこなせないと難しい作業かもしれません。
―そうしたシステムを生み出す秘訣(ひけつ)は?
- 小出:
- 他の役員も含めて社員全員に、多様性を受け入れる土壌があるとは思います。人材判定の測定指標で言うなら、「矛盾やあいまいさを受け入れられる」という概念です。矛盾しているように見えることでも、さまざまなロジックを発見することで、それが解消されていく。あいまいな領域も、見方を変えればあいまいでなくなる。見えない部分を受け入れて、“見える化”していきましょうということですね。
―学習塾に就職した後、英国留学し、MBA(経営学修士)を取得し、現在の会社に入られたのですね。
- 小出:
- イギリス留学後は、現地の投資銀行への就職も内定していたのですが、ビジネススクールでのギスギスした世界に疲れてしまったというか……。投資銀行やコンサルティングファームの席の取り合いで、そこに入れれば成功者という時代でしたから、そうした日々のリバウンドからか、日本的経営のアットホームな会社を求めるようになったんですよ。イギリスに渡ったことで、自分は日本が好きなんだとも自覚しました。
―そして社長になられたと。
- 小出:
- 社長室などない会社ですし、今も社員と同じフロアにデスクを並べていますよ。同期や先輩社員からは「小出くん」と呼ばれています(笑い)。「社長」などと呼ばれると、かえって居心地が悪いですね。社員約30人で、平均年齢は30代前半。そこで自分もプロジェクトを持ち、プレーイングマネジャーのようなスタンスでいられることが性に合っているのでしょうね。
―オフィスを移転されたばかりだそうですね。
- 小出:
- 東京都台東区から中央区に移転し、通勤を含めたアクセスが劇的に改善されました。時間的なロスが減る分、退社後に遊びに行けたり、テレビを見たりと、一般消費者に近づけるのではないかという狙いはあります。自分も含めて、社員全員の日々の生活の質、クオリティー・オブ・ライフの向上につながると思います。現在でも社員の有給消化率は9割に達していますが、一層充実させていきたいですね。これは、業界全体のパラドックスともいえると思いますが、休日もなく残業ばかりしているマーケッターに、休日の家族の過ごし方の提案などされたくないでしょう。
―就職希望者へのメッセージをお願いします。
- 小出:
- 社員の大半は中途採用ですが、今後は新規採用にも目を向けていきたいと考えています。何かがうまくいかなかった要因を、すぐに自分以外の「誰か」や「何か」に向ける人は、なかなか付加価値が生み出せないと思います。この業界の人はホワイトカラーとして生きていくことを決めている訳でしょうから。自分が生きていくスキルを上げるために、すごくいい場を提供できる確信はあります。そこから先は、僕らと一緒にがんばっていきましょう。
―本日はどうもありがとうございました。















