株式会社エルテス

菅原 貴弘

  • 会社名
  • 株式会社エルテス
  • 所在地
  • 東京都港区西新橋1-18-14小里会館ビル6F
  • 資本金
  • 2,000万円
  • 事業内容
  • ・ネット上のレピュテーションリスクマネジメント事業(誹謗中傷対策、風評監視対策)
    ・ARM事業(代理店webコンテンツ管理支援)
    ・マーケティング効果測定事業
  • 設立
  • 2004年4月28日
  • ビジョン
  • 問題の本質を見極め、常に新しいイノベーションを提供し続ける。
  • 売上
  • 2012年3月決算 5億円(見込み)
    2011年3月決算 2億100万円
    2010年3月決算 1億1200万円
  • 株式公開
  • 非公開
  • 採用計画
  • ●2013年度新卒採用 不明
    ●2012年度新卒採用 10名採用予定
    ●2011年度中途採用 15名採用予定
  • 企業キャッチ
  • 企業ブランディングのベストパートナーとして認知される企業を目指します。

株式会社エルテス

  • 1979年岩手県生まれ。
    東京大学在学中にIT企業でインターンシップをし、
    2004年、株式会社エルテスを設立する。
    2005年、事業に専念するために東京大学経済学部を中退。
    以降、独自のサービスを展開する企業において先頭に立ち、成長を牽引している。

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株式会社エルテス:菅原貴弘社長「いままでにないサービスで成長し続ける」ネット風評対策でナンバーワンに

中傷や風評監視対策など、人々が見落としていたインターネットの“負”の部分にいち早く着目し、独自のサービスを展開してきたエルテス。菅原貴弘社長に起業までの経緯や今後のビジョンについて聞いた。

―御社の事業概要は?

  • 菅原:
  • 弊社の事業は三つの分野に分かれています。一つは、ネット上の中傷や風評のマネジメントで、事業の9割を占めています。例えば、岩手県は今回の原発事故で放射能とは直接関係ありませんが、インターネットで「岩手」と検索すると、勝手にエンジン上に「放射能」というワードが付いてきたりします。それは岩手にとってはマイナスのイメージにつながるので、私どもの開発したシステムを使って順位を下げ、健全な内容の結果が上位に来るよう操作をするのです。
     サービスの提供は07年ごろから行っています。前年にWeb2.0で口コミサイトがたくさん立ち上がり、中傷や風評に悩む企業が出てきたことが背景にあります。当時、多くのIT関連会社は口コミサイトをつくることに一生懸命になり、その陰にはびこる“負”の部分には目がいっていませんでした。そこで悪質なカキコミから企業のイメージを守りたいと考え、この事業に着手したのが最初です。中傷・風評監視対策の分野では弊社がパイオニアであり、現在でもシェアナンバーワンです。専業でやっているところは、今でも弊社だけだと思います。

―画期的なシステムですが、すべて独自で開発されたものですか?

  • 菅原:
  • そうです。我が社は、自社サービスの開発しかやらないという方針があります。今、日本でベンチャー企業といわれる会社は、代理店や大手の下請けであるケースが多く見られます。しかし、それではいずれ頭打ちになり成長は止まってしまうでしょう。その点、我が社は今までにないサービスを生みだし、新しいマーケットを創造することで、どこまでも成長していける可能性を秘めています。そこが他社にはない我が社の強みだと考えています。

―起業への意識は、いつごろからありましたか?

  • 菅原:
  • 昔から自分にしかできないことをやりたかったので、起業は早くから考えていました。どこかの企業に就職しようという考えは全くありませんでした。肩書というものに魅力を感じないので。というのも、岩手の田舎に住んでいたころは、東京大学に入れば立派な仕事ができる、大きなことができると信じていたのに、実際に入ってみるとそうではないことが分かったからです。学歴や肩書や資格はしょせん、誰かに与えてもらった権威にすぎません。それをありがたがっているようでは、いつまでも頂点には立てません。
     「Cesar o nada(カエサルか無か)」という言葉を、カエサルを目指したチェーザレ・ボルジアが残しています。カエサルほどの偉業を成し遂げるか、もしくは歴史の藻くずと消えるかという意味です。私も何かを成し遂げて、「菅原貴弘」と名乗れば一発で分かるような人間になりたい。そのためには、自ら起業する必要がありました。“自分自身がブランドになる”というところまで行けたらいいですね。

―起業は順風満帆でしたか?

  • 菅原:
  • 大学生の時に一度ハードウエアのベンチャーを立ち上げて、失敗した経験があります。エルテスは二つ目の会社です。
     最初のころは、いろいろと経営本を読んで実践もしてみたのですが、うまくいかなかったことの方が多かったかもしれません。ある本に「学歴にとらわれず社員を採用しろ」とあったので学歴のない人ばかりとったら、見事に仕事ができなくてダメでしたね(笑い)。人の言うことは100%真に受けてはいけないと学びました。
     ただ、私は新しいことにチャレンジする才能は、人より優れているのではないかと思っています。当たるか当たらないかというビジネスに賭ける大胆さと、ここを突くと鉱脈に当たりそうだとか、これ以上ゴリ押しすると危ないという勘が働く気がします。インターネットの“負”部分に着目するというひらめきも、そうして得たものです。そこに中傷・風評監視対策で培った経験とノウハウが加わったので、経営者に大事な条件といわれるKKD(経験・勘・度胸)がそろいつつあるのかなと。
     今あるシステムや技術を応用し拡大することで、会社としては比較的スムーズに成長してこれたし、これからも成長していけると思っています。

―求めている人材は?

  • 菅原:
  • 現在三十数人の社員がいますが、今後も採用は続けていきます。重要視しているのは、次のポイントです。
     まず、インプットコミュニケーション力。これは顧客の話をよくヒアリングして、ニーズを正しくつかむ能力です。次にアウトプットコミュニケーション力。自分から提案する能力です。論理的、感情的に顧客の心をつかむことが必要だからです。そして経験。最初から経験のある人はいませんが、さまざまな経験をして経験不足を補おうとする気持ちが大切だと考えています。さらに信頼力。安心して仕事を任せられる人であること。次に知識。ビジネスの知識だけでなく一般教養も大事。両方つけないと人としての魅力がないと私は感じます。最後にマインドです。高い志を持っているか、また少々のことではへこたれない精神的な強さがあるかが大事です。
     基本的に面接では質問しか見ていません。質問をしてくる内容が的を射たものであるか、自分の内側から出てきた質問であるかなどです。我が社の事業内容に本当に興味があれば、会社のことが知りたいと思うだろうし、また、自分を知ってもらいたいとも思うだろうからです。その気持ちを素直に言葉と態度に表してもらえればと思います。

―最後に読者に一言。

  • 菅原:
  • ビジネスは絵に描いた餅ではダメで、具体的な形に落とし込まなければなりません。ビジョンを持つのは構いませんが、そのビジョンにたどり着く手段や方法を考えないとビジネスとして成立しないのです。企業が求める人材は、問題を自分のこととして引きつけて考え、具体的なアクションが起こせる人です。そして、不確実性の中で頑張れる人です。成果が出るか出ないか分からなくても、可能性を信じて進む努力ができる人は素晴らしい。そういう人はどこの会社に行っても頑張れるし、きっといい仕事ができるのではないでしょうか。弊社にとってもこれからの日本にとっても、今そういう人材が必要です。

―本日はどうもありがとうございました。

丸山 隆之

日本企業支援センター株式会社

代表取締役社長

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山岸 裕

株式会社IA

代表取締役社長

山岸 裕

真田 幸次

笑屋株式会社

代表取締役

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渡邊一正

エンピレックス株式会社

代表取締役

渡邊一正