株式会社タイレルシステムズ

小澤徹

  • 会社名
  • 株式会社タイレルシステムズ
  • 所在地
  • 東京都新宿区岩戸町4番地 87ビルディング岩戸町 4F
  • 資本金
  • 1,000万円
  • 事業内容
  • ・ネット系サービス開発事業
    ・モバイルシステム開発事業
    ・スマートフォン関連開発事業(アプリ含む)
  • 設立
  • 2001年11月16日
  • ビジョン
  • 社員及び顧客成功の実現
  • 売上
  • 2011年6月決算 4億8,000万円(予定)
    2010年6月決算 4億2,000万円
    2009年6月決算 3億9,000万円
  • 株式公開
  • 検討中
  • 採用計画
  • ●2013年度新卒採用 技術職:2名、営業職:1名
    ●2012年度新卒採用 技術職:2名
    ●2011年度中途採用 技術職:5名程度
  • 企業キャッチ
  • モバイルサイト開発のプロフェッショナル。 昨今技術革新の進むスマートフォンアプリ開発やhtml5を利用したマルチデバイス対応等、先端的な開発実績多数保有。 共同事業を含むアライアンスビジネス等の成功実績も。

株式会社タイレルシステムズ

  • 1972年  長野県生まれ
    1996年  インターネットプロ株式会社入社
    2001年  同社退社
    2001年  タイレルシステムズ設立 代表取締役就任
    2005年  株式会社ドルーグ設立(株主・ファウンダー)

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株式会社タイレルシステムズ:小澤 徹社長「当事者意識で受け止める」モバイル開発を展開

01年の企業から10年、モバイルを中心に様々なインターネットビジネスに関連するシステム開発に取り組む「タイレルシステムズ」。「事業を理解し案件の一つ一つを、当事者としてしっかり受け止め、きめ細やかに対応する」という小澤徹社長に同社の強みと今後の展望を聞いた。

―御社の業務内容を教えてください。

  • 小澤:
  • 主にモバイル関連システム開発に強みを持っておりますが会社設立時からその内容は多岐にわたります。Webプロモーション、アフィリエイトを代表するWeb広告関連システム、eコマース、VOD、その他インターネットを中心として展開されるB2C向け各種事業システム開発を得意としています。
     最近特化しているのは、スマートフォン向けシステム開発です。iPhone/Androidアプリ開発に関しても数年前より着手しており、現状多くの開発実績を持っております。
     また、昨今注目されておりますflashと近似的なRIA技術となるhtml5を活用した開発にもいち早くかかわっており、iPhoneがflashを非対応としている背景もありスマートフォン向けコンテンツ開発に関連し今年は特に注力し強化してゆこうと思っています。

―モバイルという情報ツールは、今や1人1台が当然たる存在になってきました。設立当初、このような状況を想像されましたか?

  • 小澤:
  • 起業前に勤務しておりました前職企業ではまさにインターネットの普及をリアルに体感する事が出来た時期でした。在職中、imodeサービスが開始され、インターネットの普及過程と同じくモバイルインターネットの普及は確実なものであると自然に予想していました。
     また、メールというコミュニケーションの一般化やPCより安価に提供される各種携帯端末が今後の生活において当たり前に利用されるコミニュケーションツールとして普及すると考え会社事業の中心としました。01年がモバイル元年だとすると、昨年から今年にかけてスマートフォン元年と捉えています。今年は特に東日本大震災発生に伴い電話(P2P)コミュニケーションの脆弱性が顕在化し、モバイルインターネットをインフラとし、Twitter、Facebookを活用したコミュニケーションの有効性が一般的に認識されたと感じています。
     今後、社会生活の基盤としてスマートフォンが様々な価値を創造してゆくと考えています。

―起業のきっかけはなんですか?

  • 小澤:
  • 前職でも仕事は充実していましたし、もともと起業意欲が旺盛なタイプではなかったんです。しかし、退職前の時期は、経営的な方向性に賛同できない部分が徐々に増え、気持ち的に折り合えない部分が増えていました。その頃は愚痴が多くなっていた自分が本当に嫌で。このまま愚痴を言い続けているのであれば無鉄砲にでも起業して全てを自分の責任にしてしまおうと単純に考え行動しました。腹をくくり可能性に身を投げた感じでしたね。

―御社の強みを教えてください。 

  • 小澤:
  • 当たり前の事ですが、お客様が新規にネット事業を立ち上げる時には必ず「目的」があるんです。何を目標に展開されるのか、何が事業の価値であるか、ユーザに対しどのように喧伝してゆくか、収益構造に対するゴール設定は。様々な角度での目的を正確に理解する為に詳細にお話を聞きしきっちり把握した上で具体的にどのようなシステムにしなくてはならないか正しく考える。システム以外の部分でもノウハウを惜しみなく出し提案を行う。当社は、そうしたきめ細かいスタンスでの事業開発が得意です。
     例えば、フィギュアのインターネット通販システム開発に際し、まずどんなユーザがどんな商品に興味があるのか、そのコンシューマ心理や市場を詳細に掘り下げ理解し臨みました。私自身、フィギュアについては全く未知の世界で何の知識も持っていませんでした。
     まず、ユーザ層を理解する為に、秋葉原のショップ回りや、フィギュアイベントへの参加、書籍やネットでの各種リサーチ等、休日を使って全く理解できなかった価値観を理解する事に多くの時間を使いました。そこで理解したのは、根底にインディペンデントな価値観を持つマーケットであり、生活する上で全く必要のない価値を嗜好する事に対する静かな矜持。流通業者のサービス品質に対し非常に高い基準を持たれている情報発信にアクティブな、ネットリテラシーの非常に高いユーザ層であるという事を理解する事が出来ました。その結果として、システム開発における工夫はもちろん、マーケッティングに関するいくつかのアプローチを発見する事が出来ました。
     実験的に行ったティザーサイト展開も非常に高い効果がありましたが、フィギュア系のコンテンツを運用されているブロガーのリストを作成し、1人ずつ一般的なプレスに配信するようなフォーマルなメールにて掲載をお願いし、こういうサイトを立ち上げる、このような商品を取り扱う予定である等、ブログ記事にご利用いただけるようにプレスキットを作成し配信をしたんです。多くのブログオーナー様がきちんと反応して頂き好意的に記事を作成頂いた事でネット内での好意的なコンセンサスの形成に至りました。複数の成功要因がありますが事業成功に必要な価値の提供に多少なりとも関われたことは非常に嬉しい体験でした。
     結局、何を置いてもシステム開発会社が受け身ではお客様のビジネスが成功しないと暑苦しく考えています。当事者である為には環境も必要なのでお客様とより深く対話し当事者としてプロジェクトに参加できることを常に意識し仕事に臨んでいます。

―どんな人材が必要ですか。

  • 小澤:
  • 「素直に謝れる人」「はまれる人」「人が好きな人」「文章力のある人」−−シンプルに、この4つを理解できる人です。
     一番に挙げた「謝れる人」ですが、仕事をしていれば常に想定しないアクシデントがあり、失敗する可能性は常にあります。そういう時に、言い訳の前にきちんと謝れる人は気持ちが良いです。ミスを100%するなとは言いません。自分もミスをするので当然言えません。ミスは存在し、起こってしまったことは仕方ない。だからそれからどうするかがとても重要なのです。謙虚さが無ければ反省は出来ず本質的に謝れなければ改善はないと思っています。単純に常に前を向いて歩いていける人は好きですね。
     「はまれる」「人が好き」という部分は、システム構築というと、対コンピューター相手の仕事と思う人がいるけれど、その先にいるお客様やユーザーは人なんです。システムを開発するというのは、俗人的な部分がとても多くとても重要で、その上で曖昧さを排除してゆくことがとても難しい。その困難な過程でお客様やユーザに喜んで頂く事をモチベーションと出来れば良い仕事、良いシステムが開発できると思っています。自分が担当する仕事に対しお客様以上にこだわり、はまって、楽しむ。その上で自分の責任を理解する人は、どんどん伸びていくと思います。
     「文章力のある人」は、自分の意見を整理しきちんと伝えるための術としてとても重要です。自分だけではなく、相手に内容をしっかり伝えられる文章は、5W1Hがしっかりしているという文章構造以外に、何が重要であるか理解していないといけない。そこにはきちんと自分の意見があり、自分の責任を理解している事が前提になると思うんです。苦手だ、という人も多いと思いますがきちんと伝えるために考え抜く事が仕事をする上での大きな力になると思います。

―起業を目指す人にメッセージを。 

  • 小澤:
  • 偉そうには言えませんが、重要だと感じるのはとにかく若いうちに沢山冒険をすることです。冒険は常に成長を促す重要な通過儀礼なのだと思っています。新しいことや困難な事にチャレンジすれば当然リスクが伴います。もし失敗しても、失敗に対しきちんと対峙する事が重要で今何を出来るのかについてきちんと考えて行けばいい。失敗を恐れずに自分の冒険に対し責任を持ってやり遂げることで、経験という糧がしっかり身についていくはずです。失敗する自由は誰にでも常にあるものですから最大限活用して行けば良いと思っています。自分自身も20代の冒険で得た結果を元に生きいているように思います。

―10年間を振り返りつつ、今後の展望を。 

  • 小澤:
  • これからウェブを活用した事業展開を実行されるお客様はさらに多くなると思います。繰り返しになりますがそのビジネスを成功させるためには、われわれシステム開発を担当する企業が客様以上に事業をしっかり理解することだと思っています。お客様の大切な案件一つ一つに対し当事者意識を持ちしっかり受け止めてきめ細やかに対峙する当社姿勢を崩さない。お客様より頂いた機会を活かし数多くの学習を重ねお客様の事業成功を構築できるシステム開発会社として存在して行ければと考えています。
     また、個人的にピータードラッカーを信奉しており、会社の最低限の前提として

     “企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、社会と経済が、その企業が有用かつ生産的な仕事をしていると見なすかぎりにおいて、その存続を許されているにすぎない。”

     という言葉を常に意識しています。
     この度発生しました東北地方太平洋沖地震による被災者の救済および被災地の復興に役立てていただくため、些少ではありますが会社にて義援金を贈ることが出来ました。
     これも経済活動を行いきちんと事業を営む事が出来てはじめての事で、現状大きな事は出来ませんが基盤となる社会に少しでも貢献し存在を許される会社でいたいと思っています。

―本日はどうもありがとうございました。

北村健一

スターティアラボ株式会社

代表取締役

北村健一

二木 英介

VIPソフトウェア株式会社

取締役社長

二木 英介

目代 純平

チェックフィールド株式会社

代表取締役社長

目代 純平

山下 祐一郎

株式会社マインドピース

代表取締役

山下 祐一郎