
- 会社名
- VIPソフトウェア株式会社
- 所在地
- 東京都港区虎ノ門2−7−16 ビュロー虎ノ門
- 資本金
- 3,000万円
- 事業内容
- ・コンピュータのシステム設計
・コンピュータのシステム開発
・インターネットを利用した各種情報提供サービス
・『 みんなの中古車市場 』
(http://www.min-chu.com)の企画、運営
- 設立
- 2005年6月
- ビジョン
- VIPソフトウェアは、ソフトウェアを通じ、未来を創りだしていく企業を目指し続けます。
- 売上
- 2010年12月決算 2億5000万円
2009年12月決算 2億5000万円
2008年12月決算 3億2000万円
- 株式公開
- 未公開
- 採用計画
- ●2012年度新卒採用 未定
●2011年度新卒採用 未定
●2011年度中途採用 10名予定
- URL
- コーポレートサイト
http://www.vip-soft.jp/
『みんなの中古車市場』
http://www.min-chu.com
- 企業キャッチ
- Carry the Next.
未来想像企業


- VIPソフトウェア株式会社
取締役社長 二木英介
1975年5月生まれ。茨城県つくば市出身。
明星大卒。OA商社などを経て起業。
趣味はお酒を飲みながら仲間達と語り合うこと。


VIPソフトウェア株式会社:二木英介社長「新しい価値の創造が目標」第2、第3の事業に挑戦
コンピューターのシステム設計・開発を展開する「VIPソフトウェア」。自社プロダクト『みんなの中古車市場』を開設し、業界4位にまで成長させ、さらに第3の事業にも取り組み始めたという二木英介社長に話を聞いた。
―事業概要は?
- 二木:
- 主軸は、コンピューターのシステム設計・開発と、インフラやネットワークの構築・運用業務です。具体的には、通信、情報(コンテンツ)配信会社、官公庁などから依頼を受け、要望にかなうシステムを作ります。各プロジェクトには、弊社からエンジニアを出向させる形で参加しています。
第2は、主軸事業で培った技術力を活用した自社プロダクトの企画・運営です。第1弾は、中古車総合サイト『みんなの中古車市場(略して、みんちゅう)』で、スタートから2年がたち、現在業界第4位に成長しました。弊社のサイトを閲覧するだけでなく、実際にサイトを通じて売買をされるお客様が増えてきて、手応えを感じているところです。また、『みんちゅう』に続く新しいプロジェクトも進行中です。特定業種に特化した基幹システムのパッケージ商品なのですが、年内にシステム構築を完了し、来年リリースする予定で動いています。
今年は新たに第3の事業にも取り組み始めました。これまで下請けメインでやってきましたが、これからはエンドユーザーと直接やり取りする仕事に力を注いでいこうと考えています。
―第3の事業とは、具体的にどういった内容ですか?
- 二木:
- 単に受注を受けたモノをつくるのではなく、お客様のパートナーとしてプロジェクトの企画段階から携わっていきます。まだ、詳しい内容は公開できませんが、斬新で面白いアイデアを積極的に提案していきながら、弊社の誇る高い技術力をもっと社会に還元できたらと思っています。
自社発信の仕事を増やすため、私自身、これまでの営業のスタイルを変えました。従来は「何か新しい仕事はないですか」、「次は何を作りましょうか」と営業をかけていたのですが、今は「何か面白いネタはないですか」、「このような楽しい考えがあるのですが、一緒にやりましょうよ」と言うようにしています。受け身型の営業から主体型の営業にシフトしたことで、今までに聞けなかった話が聞けるようになるなど、お客様との関係が少しずつ変化していくのも楽しいです。
―転換期を迎えているということですか。
- 二木:
- やはり下請けだけでは、会社として成長するにも限界があると思うのです。自ら新しい価値を創造し、世の中に働きかけていくことが生き残る道ではないでしょうか。
ただし、自社プロダクトにしても第3の事業にしても、コンスタントに拡大していくには、主軸事業もより充実させ、安定した基盤を作らなければなりません。
リーマン・ショック以降は業績的に伸び悩みましたが、今年からはそれ以前のように受注がたくさん入るようになり、業績も再び右肩上がりが確実になりました。来年以降の見通しも明るいと思っています。
これを契機に、より多くのプロジェクトを手掛けられるよう、来年からは社員の大幅増員を計画しています。最終的には50〜80人くらいの規模にしたいと思っています。即戦力となりうる経験者の中途採用だけでなく、未経験者や新卒採用もしていきます。
―求めている人材は?
- 二木:
- 自社発信のプロジェクトを生み出していくためには、「VIPイズム」を持ったエンジニアの育成が不可欠です。「VIPイズム」は入社後に注入することになりますが、できればまっさらな状態で吸収してくれる人がいい。そういう意味で、まだ手あかのついていない新卒は魅力です。また、経験者であっても素直に人の意見に耳を傾け、自分自身を成長させていける人であれば、喜んで採用します。
技術力は、仕事をやる中で身についていきますが、“純粋な心”や“情熱”は後から育てることが難しい。だから、フレッシュで伸びしろのある人材というのが、第一条件です。そして、“謙虚さ”や“思いやり”のある人がいいですね。
―どのようにして「VIPイズム」を育てるのですか?
- 二木:
- 弊社のようにお客様先に常駐して仕事をする勤務形態の場合、仕事の指示をしてくるのはお客様であり、現場にいるメンバーはいろんな会社から集まってきたエンジニアばかりです。すると、どうしても会社への帰属意識が薄くなりがちです。しかし、それでは単なる派遣会社と同じで、「VIPソフトウェア」として存在する意味がありません。
そこで、人材育成に力を入れ、社員の帰属意識が高まる工夫をしています。例えば、社員専用ページを作って情報交換ができるようにしたり、月に1回は「帰社日」を設けて集まる機会を作ったりしています。帰社日にはチームごとに会社に集まり、リーダーが中心となって報告・研修会を行います。内容は各リーダーに任せてあり、懇親会を開いたり、1カ月間の報告会をしたり、毎回課題を設定して勉強会を開くチームもいたりと、それぞれです。また、年に2回は全社員そろっての「全体会議」があります。年1回は社員旅行にも行ったりします。
それ以外にも折に触れて、私から社員に声をかけるようにしています。褒めることもありますが、ダメ出しも遠慮なくします。これは、ある社長の影響です。その社長は、冗談抜きで、相手が吐くまで何時間も説教をするような人でした。私もよく叱られました。最初のころは私も頭にきていたのですが、よく考えてみれば社長が言っていることはどれも正しいことばかりと気付きました。「私のためを思って言ってくれているのだ」と理解できるようになってからは、ありがたく、真面目にお説教を拝聴するようになりました(笑)。
この経験が今の私を作ってくれたと感謝していますので、私もできるだけ時間を惜しまず、社員たちにはいろんな話をするように努めています。
―社長ご自身は、どのように自分を高める努力をされていますか?
- 二木:
- これも同じ社長から10年くらい前に教わったことなのですが、「読む」「書く」「話す」を意識して行うようにしています。まず、活字をたくさん読んで知識や情報を増やすこと。次に、得た知識や情報を整理して、考えたことや調べたことを紙に手で書き出すこと。そして、まとめた考えをなるべく多くの人と話すことです。知識や情報を蓄えただけでは単なる物知りにしかなりませんが、それをかみ砕いて自分のものにできれば、大きな武器になるということです。
最近もこれらを実践する中で、魅力的な人物との出会いがあり、手本にしたいと思える話を聞くことができました。私自身もっと勉強して、人間的にも成長できるように頑張ります。
きっと私の話す内容が変われば、相手も今以上に私に興味を持ってくれるはず。それがひいては信頼につながり、「二木と一緒にやってみようか」となるのではないでしょうか。
―最後に、読者にメッセージを。
- 二木:
- 今、弊社の第一線で活躍しているのは、2〜3年前までPG・SEのことなど何も知らなかった人たちです。彼らは音楽を志していたり、ニートだったり、他業界社員だったりと経歴はさまざまですが、エンジニア畑しか知らない人たちよりも広い視野と柔軟な頭を持っているように感じます。そして、無知であった分、謙虚に人の話を聞く姿勢を持っていました。いろんな趣味や経験をしておくことは、きっと仕事でも役立つはずです。そして、人の話を素直に聞ける人は、必ず成長できる人です。あなたも私たちと一緒に成長しませんか?
―本日はどうもありがとうございました。















